「働き方を変えたい」
「キャリアアップしたい」
「今の会社に不満がある」
など、様々な思いで始める転職活動。
私はカッコよく言えば現状に満足せず、悪く言えば一つの会社で長く続けられず、気付けば20代前半で3社目に突入してしまいました。
基本的には、20代では3社目、30代で4社目が限界というイメージがあります。
そうすると私は次の転職がかなり厳しい状態です。。。
ですが、実際に私は3社目の会社に転職をすることができたので、ハンデてにはなりますが、諦める程ではありません。
しかし、折角なにかしらの思いがあって転職するなら、転職活動は体力も使いますし次の会社では長く働きたいと思いませんか?
この記事では、転職を決意したあなたに、転職活動の流れや、転職活動時に失敗しないために気をつけるべきポイントなどを紹介していきます!
失敗しないための転職の5ステップ
STEP1:自己分析。転職の軸を決める
転職活動を本格的に始める前に、自分のこれまでのキャリアや、転職の目的をまとめ、自分なりの「軸」をしっかり持っておくことが非常に大事です。
そうすることで、転職先の企業ではより自分が求めている環境で働くことができます。
逆に自己分析をしない/転職の軸がない場合、面接時の答えが質問ごとにぶれてしまったり、なぜこの求人を選んだかという質問に対して矛盾が生じる可能性があります。
それでは自己分析ではどのようなことを行うべきなのか、自己分析時のポイントを簡単にご紹介致します。
自己分析のポイント①キャリアの棚卸しをする
キャリアの棚卸しとは、「これまで自分が何をしてきたか?」を洗い出す作業のことです。
それと同時に、
・自分は何を大事にして仕事をしていきたいのか
・なぜ今転職したいと考えているのか
・自分は何に向いているのか、
・自分の市場価値はどのくらいか
ということも考えてみると良いでしょう。
例えば不動産業界の売買仲介営業として働いている場合、
今まで経験してきた業務は営業という大きなくくりとなりますが、時間があれば営業のうちの反響営業や源泉営業、顧客層や販売価格まで洗い出せるといいでしょう。
その次に、今まで行ってきた業務の中でなにが好きだったか、自分の中で譲れないものはあるか。
なにが嫌だったか、なぜ今転職したいと考えているのか。
などなど、書き出していくと沢山のことが出てくると思います。
そこからグループ分けを行うことで、自己分析のまとめを行うことができるでしょう。
また、これが後に、自分がどの企業を選ぶか、職務経歴書に何を強みとして書くかなどの元となってきますので、
転職活動を思い立ったら、少しずつでも書き出していくと良いでしょう。
ポイント②転職の方向性を決める
「何のために転職するのか?」「どう働きたいのか?」この2点をぶれさせないことが、転職の目的を考えるうえでは非常に大切です。
新しい職種に挑戦してみたい、雇用形態を変えたい、年収アップを目指したい、などまずは自分が転職によって叶えたいことを書き出してみましょう。
希望が複数あれば、優先順位も決めてみましょう。
転職の方向性が決まると、その後の「企業選び」の軸や「転職理由」として企業に伝える内容も自然と決まってきます。
転職の軸について詳しくはこちら>>>
不動産業界だけじゃない!すべての転職活動でもっとも大事な「自分だけの軸」
STEP2:転職エージェントに登録する
自己分析が一通り終わったら、転職エージェントや転職サイトへ登録します。
転職エージェントとは、転職を希望している人と、新しく人材を求めている企業をマッチングさせるサービスを提供する会社のことです。
多くの転職エージェントは無料での提供となっているため、登録することにリスクはないでしょう。
併せて読みたい:転職エージェントについて>>>
不動産業界【特化型】転職エージェントを利用するメリット・デメリット
【重要】転職エージェントを選ぶ時に気を付けるべきポイントとは
転職エージェントを利用すると、初めに30分ほど自身のキャリアや現在の悩みについて話すこととなります。
そこで「STEP1:自己分析。転職の軸を決める」でまとめた自分自身の軸について伝えることで、その軸に合った求人をキャリアコンサルタントが自分では全部見切れない情報の中からピックアップして共有してくれます。
もちろんその時点で完璧に自分自身の軸が決まっていなかったとしても、キャリアコンサルタントは人生のキャリアについてをサポートするプロの方々なので一緒に考えることが可能です。
転職エージェントを使うメリットは
・履歴書・職務経歴書を添削してもらえる・応募の際、推薦文を書いてもらえる
・給与や待遇、入社時期などの交渉をしてもらえる
・採用までのスケジュール調整もやってもらえる
・面接時の質問傾向などを教えてもらえる
・面接後、フィードバックをもらえる
・転職に関して不安なことや疑問点などを相談できる
これらのサービスが全て無料で受けられるのが特徴です。
・自分にはどんな企業が合っているのか分からない・転職サイトで自分で探そうにも、ベストな企業を探せる自信がない
・スケジュール管理や待遇交渉などを任せて、効率的に転職活動がしたい
という方にぴったりです。
また、私のように「20代で3社目」といったような、通常では書類選考が通過しにくい経歴を持っている方にも、転職エージェントはおすすめです。
というのも、個人で転職サイトから求人を探して応募をすると書類「だけ」を見られて合否が決定しますが、
転職エージェントを利用することで、エージェント側が法人に「なぜ2週間で会社を退職したのか」、「この人はどういう部分が御社に合っているのか」、などを直接人事の方に説明してくれるのです。
もし今までの経歴に自信がない方は、転職エージェントを利用することを強くお勧めいたします。
不動産業界特化型転職エージェントリアルエステートWORKSに登録する
STEP3:書類を作成し応募する
転職エージェントへ登録したら、次は書類作成です。
応募企業先の採用担当者に「会ってみたい」と思ってもらうためには、
印象が良く、分かりやすい書類内容であることが非常に重要です。
[履歴書作成のポイント]
①姿勢良く、明るい表情の写真を使用
写真は応募者のイメージをふくらませるものであり、また履歴書全体の印象を左右する役割を担っています。
基本的にはスーツを着用し、姿勢の正しい、清潔感のある写真を使って、ポジティブな印象を与える写真を使用してください。
写真館を利用するのも良いでしょう。
②誤字脱字・抜け漏れは絶対にNG
基本中の基本ですが誤字脱字はそれだけでマイナスの印象を与えてしまいますので、十分に注意しましょう。
修正テープなどは原則使用不可です。
薄く鉛筆で下書きするか、別紙の見本を準備してから清書すれば記入ミスが防げます。
[職務経歴書作成のポイント]
①WordやExcelで作成し、レイアウトを調整して見やすく。
分量はA4で1~2枚程度におさめましょう。
箇条書き、もしくは簡潔な文章で、読みやすさを重視したものにしましょう。
②転職理由はポジティブな内容を心がける。
転職の理由が、給与や人間関係などのネガティブな理由であることは多々あります。
しかし、それをそのまま伝えてしまっては応募先の企業にマイナスな印象を与えかねません。
例えば人間関係が悪かったことが退職の理由であれば、「チームワークを活かせる環境で働きたい」というように、
前向きな気持ちで転職活動に臨んでいることをアピールしましょう。
③実績は具体的な数字を用いて伝える。
「営業を頑張ってきました」よりも、「3ヶ月で5棟の販売実績を作りました」のように、
具体的な数字を交えて分かりやすく伝えましょう。
④過去の実績だけではなく、今後の展望も盛り込む
職務経歴書は、過去の職歴や実績だけを記入するのではなく、前職で得た知識や経験やスキルが、
応募先の企業で今後どう活かせるのかなど、これからの展望も記載しましょう。
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STEP4:面接の準備をする
応募した企業の書類選考が通ったらいよいよ面接です。
面接では、履歴書や職務経歴書だけでは分からない、あなたの意欲が判断されます。
緊張するかもしれませんが、しっかりと企業研究を行っていれば、大丈夫!
面接が決まったら、ぜひ十分な情報収集、企業研究を行い、自信をもって挑みましょう。
面接の大まかな流れは一般的に以下のようになります。
自己紹介と職務経歴
↓
転職理由
↓
志望動機
↓
入社後の展望
↓
条件確認/質問タイム
このうち、面接の流れの中で企業が特に知りたいのは「職務経歴」「転職理由」「志望動機」の3つです。
転職活動を始めたばかりで、まだうまくまとめられないという方は、以下のヒントを参考に、入念に準備しておきましょう。
職務経歴
これまでどんな仕事してきて、どんな実績を残してきたかを具体的に話せると良いでしょう。 応募企業先の仕事に、これまでの経験や自分のスキルがどう活かせるのかを伝えましょう。転職理由
STEP3の書類作成の部分でも記載したように、ネガティブな理由はできる限りポジティブに変換しましょう。例えば退職理由が「給与が低い」だった場合、「実績がしっかりと給与に反映される環境で働きたい」などのように、ポジティブな表現で伝えられるようにしておきましょう。志望動機
まずは企業研究をしっかり行い、なぜその企業に入りたいのかを明確にしましょう。 これまでの経験を生かして、どのような貢献ができるのかをアピールできるようにしましょう。STEP5:内定後にするべきこと
転職活動は、内定をもらったらそれで終わりではありません。
内定後は、以下のようにやることが意外と多いのです。
①内定連絡を受ける
選考を通過するとメールや電話で採用内定の連絡があります。この時点では細かな労働条件は伝えられない場合もありますが、
「いつか伝えてくれるだろう」と待つのではなく、困った事態になるのを避けるためにも、条件を確認しておくのが大切です。
「内定ありがとうございます。条件を見たうえで判断させていただきたいので、詳細を文書かメールで送ってください」と伝えましょう。
②労働条件の確認
内定連絡のあと、または同時に、企業から「労働条件通知書」が送られてくるのが一般的です。
労働条件を必ず確認してから、内定の承諾・辞退を決め、速やかに連絡しましょう。
③退職日と入社日の決定
まずは、現職の直属の上司の方に「相談」という形で退職したい旨をお伝えしましょう。
その際には、お世話になったという感謝の気持ちを忘れず、相手の話にも耳を傾け、話し合ってください。
無事に退職日が決定したら、それに合わせて転職先での入社日が決まってきます。
事前にお伝えしていない場合には、速やかに担当者に連絡するようにしてください。
④雇用契約の締結
雇用契約を結ぶタイミングは会社により異なります。内定通知書の返事をもって契約とするほか、
内定通知書の確認・承諾の返事を経て、改めて雇用契約書にサインする場合もあります。
⑤引き継ぎや残務処理
円満退職となるためにも、しっかりスケジュールを組み、期限内に引き継ぎなどの対応をしてください。
引継ぎが完了しましたら、退職日を待つばかりです。その間にもしっかり身の回りの整理を行い、
お世話になった方への挨拶なども忘れないようにしましょう。
⑥退職
⑦入社!
最後に・まとめ
転職活動のロードマップ、いかがでしたでしょうか。
ひとことに転職と言っても、準備することや内定をもらった後もやるべきことが盛りだくさんなのが実情です。
はじめにざっくりと流れを押さえておくだけでも、転職活動を効率的に進めることができるはずです。
この記事が、目指す未来に向けて新たな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
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