本調査は、2019年7月から2020年6月に売り出された中古住戸と2007年以降に分譲された新築時の当該住戸価格を比較して、新築時からの値上がり率を算出し、ランキング化。本調査の住戸サンプル数は146,895件で、関東圏で30棟以上のサンプルがあるデベロッパーを対象としている。
分譲マンション購入・売却検討者26万人を有する分譲マンションのセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」(https://www.sumai-surfin.com/)が、売主別中古マンション価格の値上がり率ランキング(2020年関東版)を発表した。「住まいサーフィン」は不動産ビッグデータを活用しコンサルティングを行う、スタイルアクト株式会社が運営している。
【調査結果】
■売主別1位 日鉄興和不動産
関東版売主別値上がり率ランキングは、1位は日鉄興和不動産、2位はエヌ・ティ・ティ都市開発、3位は三井不動産レジデンシャルとなった。
関東1位の日鉄興和不動産は、都区部や政令指定都市などを中心に、「リビオ」ブランドで都市型のライフスタイルを意識したマンションを供給している。首都圏を中心に土地を厳選し、富裕層や単身者・ファミリー層など幅広いターゲットの多様なニーズに合った商品を企画することで、物件に対する品質評価と立地の希少性の双方が中古市場でも高く評価され、関東圏において5年連続で値上がり率1位となった。
2位のエヌ・ティ・ティ都市開発は、「Wellith(ウエリス)」ブランドを中心としたマンションを供給している。希少性の高い都心立地のマンションが中古価格の上昇に影響しており、関東の値上がり率2位となった。
3位の三井不動産レジデンシャルは、大手デベロッパーとして幅広いエリアに多くの物件を供給しながらも、各立地に適切なブランドでの提供で、その中でも特に都心部の物件やパークタワーなど都市型大規模タワーの価格上昇が大きく寄与し、関東の値上がり率3位となった。
<図表:売主別中古マンション値上がり率のランキング>
中古値上がり率:新築販売時と中古売り出し時のマンション価格を比較し、価格が上がったか下がったかを%で表現したもので、マンションの資産価値を示している。
計算方法:(2019年7月から2020年6月のマンション価格-新築時のマンション販売価格)÷(新築時のマンション販売価格)
※一棟あたり5件以上の売り出し事例がある物件、一部JVや小規模物件を除外、売主当たりの調査物件数(マンション数)が15棟以下の売主は除外
◆マンション情報サイト『住まいサーフィン』
マンションの無料会員制セカンドオピニオンサイト。2004年より会員制に移行し、マンションの売買をする時に知りたい情報を”見える化”し、購入・売却検討者が知ることが難しかった不動産情報を得られる。マンションの査定価格・相場情報と会員の物件評価・デベロッパー評価などの豊富なコンテンツを持つ。
中古マンション販売データ約300万件、賃貸データ約1.1億件を保有し、会員数は約26万人(2020年10月時点)を超える業界最大級の不動産ビッグデータカンパニーとして、不動産情報を調査・分析するスタイルアクト株式会社が運営している。
【会社概要】
社名: スタイルアクト株式会社
代表: 代表取締役 沖 有人(おき・ゆうじん)
本社所在地: 東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル7階
電話番号: 03-5537-6333(代表)
ホームページ: https://styleact.co.jp/
設立: 1998年11月
資本金: 5,000万円
社員数: 50名
事業内容: コンサルティングおよび調査、IT関連業務
主なサービス: マンションの無料会員制情報サイト「住まいサーフィン」(会員26万人)
賃料査定サービス「スタイルレント」
住宅系不動産に関する法人・個人向けのコンサルティング・調査サービス
参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000007875.html