~三井不動産とヒルトンがブランディング及びマネジメント契約を締結、2026年に開業予定~

三井不動産株式会社(以下、三井不動産)とヒルトンが、このたび「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結した。同ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指している。ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ」の進出は日本初である。

 


 左パース:「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」右下写真:三井不動産株式会社 執行役員 ホテル・リゾート本部長 川村豊(左)ヒルトン 取締役社長 兼 最高経営責任者 クリストファ J. ナセッタ(右)


「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、2021年度工事着工予定の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業※1」におけるオフィス、商業店舗、サービスアパートメント等の複合施設の39階~47階まで9フロア※2に展開する。本ホテルでは、60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定である。

羽田空港から約20kmの距離に位置し、東京駅から徒歩圏内にあることに加え、東京メトロ銀座線および東西線、都営浅草線「日本橋駅」直結、様々な観光スポットへのアクセスに便利な立地である。江戸時代に五街道の起点として文化・経済・商業の発信地として栄えた「日本橋」において、三井不動産は、2004年の「COREDO日本橋」の開業を皮切りに、「残しながら、蘇らせながら、創っていく」を開発コンセプトとして、官民地域一体となった「日本橋再生計画」を推進し、ミクストユースの再開発で都市機能の多様化と賑わいづくりを進めている。

「ウォルドーフ・アストリア」では、1893年に米国ニューヨークでの開業以来、予約からチェックアウトをするまで極上のサービスをお客様に提供してきた。ウォルドーフ・アストリア・ビバリーヒルズからウォルドーフ・アストリア・バンコクまで世界のランドマークとなる場所で、現在32軒を展開している。食への追求とこだわりをお約束する特別な空間で、ブランドの象徴であるお客様一人ひとりに合わせたきめの細かいサービスを提供することで、お客様にとって生涯忘れられない体験をお届けしている。

※1:三井不動産株式会社は地権者および保留床を取得する参加組合員として当事業に参画。
※2:お客様が利用可能な階数は40階~47階となっている。

 

◆三井不動産株式会社 執行役員 ホテル・リゾート本部長 川村 豊 コメント
「今般、外資系ホテルブランドとして初めて日本へ進出し、国内のマーケットを熟知しているヒルトンとパートナーとなることができ、大変喜ばしく思っています。三井不動産は、これまで自社開発ブランドに加え、様々なラグジュアリーホテル・リゾートブランドと連携し、ホテル・リゾート事業を拡大させてきました。このたび、当社が官民地域一体で推進する「日本橋再生計画」における新たな大規模ミクストユース開発に、世界最高峰のラグジュアリーブランド『ウォルドーフ・アストリア』を展開することが決定し、街づくりの核のひとつとなることに大きな期待をしています。」

 

◆ヒルトン 取締役社長 兼 最高経営責任者 クリストファ J. ナセッタ コメント
「このたび、日本初進出となる『ウォルドーフ・アストリア東京日本橋』の契約締結において、三井不動産とパートナーシップを組むことができ、大変嬉しく思います。東京は、世界で象徴的な都市であり、ヒルトンの歴史において特別な場所でもあります。日本はヒルトンにとって重要な戦略的市場であり、今回の契約締結は、ヒルトンが世界中のお客様により多くの旅行先の選択肢を増やし、おもてなしをするという意志の表れとも言えます。ウォルドーフ・アストリアの代名詞になっている、一人ひとりに合った優雅で洗練されたサービス『True Waldorf Service』でお客様をお迎えする日を楽しみにしています。」

 

ホテル計画概要(予定)

 

計画概要(日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業)

※上記は、現在の計画であり今後予告無く変更する場合もございます。


位置図

 

配置図

 

三井不動産の「日本橋再生計画」について

三井不動産は、2004年の「COREDO日本橋」の開業を皮切りに、「残しながら、蘇らせながら、創っていく」を開発コンセプトとして、官民地域一体となった「日本橋再生計画」を推進し、「産業創造」「界隈創生」「地域共生」「水都再生」の4つのキーワードに基づいたハードとソフトの融合した街づくりを通して、賑わいの再生を進めてきた。2019年に発表した「日本橋再生計画第3ステージ」においては、「未来に続く街道の起点、日本橋」というビジョンに基づき、世界中から人・もの・ことが集まり、多様なコラボレーションにより世界に向けて新たな価値を発信していく街づくりを目指している。第3ステージでは「豊かな水辺の再生」「新たな産業の創造」「世界とつながる国際イベントの開催」という3つの重点構想を掲げており、当該再開発事業は「豊かな水辺の再生」へ繋がる、当社が推進する初の川沿い再開発事業となっている。

※日本橋再生計画の詳細については、2019年8月29日リリース「三井不動産の推進する日本橋の街づくり「日本橋再生計画」新ステージ始動水辺の再生を含む3つの重点構想とビジョンを発表」を参照。
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2019/0829_02/download/20190829.pdf

 

参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000033161.html