中古住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」などの事業を展開する株式会社ツクルバ(以下、「ツクルバ」)は丸井グループに対し、7億円分の種類株式を発行することを2022年6月13日に決議した。10月の定時株主総会での承認をもって実行される予定だ。

調達した資金は、丸井グループが保有している既存の新株予約権付社債の買入消却に用いられる。

ツクルバと丸井グループは、2022年3月にコミュニティ型リノベーション賃貸マンションブランド「co-coono(コクーノ)」を立ち上げたり、2022年5月20日に体験型ショップ「カウカモショップ 丸井吉祥寺店」が丸井店舗内に開業したりと、事業での協力も行ってきた。

今回の株式発行は、実質的には社債の資本への転換となるため、ツクルバの財務基盤の強化につながるとされている。ツクルバはこれをもとに、中核事業である「cowcamo(カウカモ)」の事業を成長させていくとしている。

また、ツクルバは、これにより丸井グループとの共創関係を一層強固なものとし、既存の共創事業の拡大、および、両社のアセットやノウハウを活かしたさらなる共創事業の創出を目指すとしている。

参照:PRtimes

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