東京23区・神奈川県・千葉県における大型ファミリー向きマンションの平均募集家賃は2015年1月以降最高値を更新。東京23区はファミリー向きも最高値となった。また、東京23区のアパートは全面積帯で前年同月比・前月比とも上昇し最高値を更新した。一方、埼玉県はマンション・アパートともに全面積帯で前月比下落という結果になった。

<平均募集家賃 前年同月比上昇率トップ3> ※カッコ内は2020年8月の平均家賃

 

<調査概要>
◆対象全9エリア
首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、福岡県福岡市

◆対象データ
不動産情報サイト アットホームで公開・募集された居住用賃貸マンション・アパート

◆定義
・入居者が1カ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」として計算。
・30㎡以下を「シングル向き」、30㎡~50㎡以下を「カップル向き」、50㎡~70㎡以下を「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」とする。
・平均家賃指数は2015年1月=100とする。

<2020年8月 全国主要都市における賃貸マンション・アパートの平均家賃(面積帯別)>

 

詳細については下記URLよりダウンロードが可能だが、東京都について紹介すると

ー東京都23区のマンションー

 平均家賃は全面積帯で前年同月を上回った。前月比だと、大型ファミリー向きが上昇。それ以外の 3タイプが横ばいとなった。また、 大型ファミリー向きは 3 カ月連続で上昇。 ファミリー向き・大型ファミリー向きは2015 年1月以降最高値となった。

ー東京都下のマンションー

 平均家賃の前年同月比はシングル向きが横ばい、カップル向き・ファミリー向きが上昇、大型ファミリー向きが下落という結果になった。前月比では、シングル向き・カップル向きが横ばい、ファミリー向き・大型ファミリー向きは全年同月比と同じく下落した。大型ファミリー向きの平均家賃指数は 2019 年4月以来16カ月ぶりに(※)100を下回った。

※平均家賃指数は2015年1月=100とする。

その他府県の募集家賃動向についての詳細資料はこちら:https://prtimes.jp/a/?f=d51123-20200925-8328.pdf