株式会社日本デザインは20代の会社員を対象にアンケートを行い、「若手社員の転職意識」に関する調査を行った。転職を考えている理由や同業種・業界の志望度、転職を行う上で重視している点などについて聞かれた。

20代前半と後半の比較を行なったところ大きな違いはないことがわかったが、20代前半の転職希望者では「新しいスキルを身につける」ことを、20代後半では「今までのスキルを活かす」ことを重視して転職する人が比較的多いことがわかった。

詳しい結果は以下の通りである。
 

転職を考えている理由として過半数が「給料」と回答


「現在、転職を考えている理由を教えてください」という質問に対し、20代前半(57.8%)、後半(57.7%)と共に「給料が少ない」という回答が最も多く過半数を占めた。20代後半の回答者では「残業代が低い(無い)」が5位に入ったことも含め、条件面の不満が転職につながるケースは多いようだ。

一方で条件面以外でも、2位の「仕事にやりがいを感じられない」や3位の「会社の将来性に不安を感じる」という理由も多く回答された。20代のうちにこの先この仕事を続けても良いのか考え、転職を決意するケースがあるようだ。
 

「新しいスキルが身につく」ことを重視する20代前半 vs 「今までのスキルが活かせる」ことを重視する20代後半


「転職を行う上で重視していることを教えてください」という質問に対し、20代前半・後半と共に上位3つの回答は同じであり、1位が「給与面」、2位が「仕事へのやりがい」、3位が「福利厚生」となった。この上位3つの点はいずれも50%以上の人が回答した。転職を考える理由と同様、条件面とやりがいを重視する回答が多いようだ。

4位は20代前半と後半で異なり、20代前半は「新しいスキルが身に付く」、20代後半は「今までのスキルが活かせる」が4位となった。数年の差ではあるが、20代後半の人は今までの経験の積み重ねをベースにキャリアアップを望む人が多いことがわかる。
 

同じような理由からか、「同業種、同業界への転職を考えていますか?」という質問に対し、20代後半の会社員の方が「考えている」と回答した人が多いという結果となった。一方で20代前半の会社員は同業種、同業界への転職を「考えていない」と回答した人が55.2%と過半数を超えており、新たな分野に挑戦したいと考える人が多いと考えられる。

■調査概要
・調査対象:転職を考えている①20代前半の会社員②20代後半の会社員
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2021年7月29日(木)〜2021年7月31日(土)
・有効回答数:1011人(①505人②506人)

参照:PRtimes

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