管理職経験者が挙げた管理職になってよかった点・よくなかった点
同調査回答者の25.3%が管理職の経験があり、管理職になってよかった点とよくなかった点を回答した。よかった点
よくなかった点
一方でよくなかった点としては、責任が重くなったことや面倒な仕事・残業時間の増加が挙げられた。また、給与があまり上がらなかったり、やりたい仕事ができなくなったという声も見られ、管理職でない時の方が条件が良かったと感じた人が多いようだ。
未経験者の管理職志望率は39.1%
一方「絶対になりたくない」「あまりなりたくない」と回答した人が合計54.9%を占めた。
なりたくない理由としては、「責任が重くなる」「残業時間が増えそう」「自分にできる自信がない」などという理由が多く挙げられ、仕事内容の増加とともに自分への自信が足りていないことも管理職に挑戦することへの妨げとなっているようだ。
尊敬できる女性管理職の有無で志望度も変化
管理職が「自分にできる自信がない」と多くの女性(全体の50.3%)が回答する理由として、職場に女性管理職がいるかという点も関係しているのかもしれない。職場に尊敬できる女性の管理職はいるか
職場に尊敬できる女性の管理職がいるかどうかという問いに対し、「いる」と回答した人は27.4%にとどまった。「いない」と回答した人が69.0%を占め、多くの人が職場に尊敬できる女性の管理職がいないという現状があるようだ。
尊敬できる女性管理職の有無は管理職志望度にどの程度関係するのか
尊敬できる女性管理職の有無が自身の管理職志望度にどの程度関わっているかを聞いたところ、「とても影響がある」「やや影響がある」と答えた人は合計56.5%に上った。また以下の結果のように、尊敬できる女性の上司がいる人ほど管理職に「頑張ってなりたい」と回答した女性が多いため、職場の女性管理職の影響は強いようだ。
■調査概要
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年6月4日~6月17日
・有効回答数:864名
参照:PRtimes
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