株式会社リクルートが運営する不動産・住宅サイト『SUUMO』は、20代・30代社会人で一人暮らししている人を対象にしたアンケートから、「住まいの設備ランキング2021」を発表した。
 

「付いていて当たり前・付いていない家は借りない」設備





「付いていて当たり前・付いていない家は借りない」設備は、男女ともに1位がバス・トイレ別、2位がエアコン、3位がクローゼットとなった。これらの設備は、若い世代が部屋選びをする上で付いていることが大前提とされているようだ。

一方で男女の間で順位に大きな差が見られた設備は、マンション(鉄筋コンクリート構造)(男性で7位、女性で12位)、コンロ2口以上(男性12位、女性8位)、オートロック(男性12位、女性9位)であった。料理をする際の便利さや、セキュリティ面は、女性の部屋選びにおいて特に重要となってくるようだ。

またそれぞれの設備が「付いていて当たり前・付いていない家は借りない」と回答した女性が男性より多いことから、女性の方が設備を重視して部屋を選んでいることが分かる。
 

「ついていなくて後悔した」と思う設備・仕様



「付いていなくて後悔した」と多くの人が回答したのは1位の宅配ボックス(18.7%)と2位の追い焚き機能(17.0%)である。コロナ禍もあり宅配需要が高まったことも、宅配ボックスの需要が増えたからと考えられる。

追い焚き機能と、コンロ2口以上(11.2%)、独立洗面台(9.0%)はファミリー向け物件では一般的だが一人暮らし向けの物件では削られてしまうことが多い設備であり、住んでからないことの不便さを感じる人が多いようだ。

■「お住まいに関するアンケート」調査概要
・調査対象:関東地方一都六県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)に住む20代・30代のシングル男性・女性
・調査方法:インターネット
・調査期間:2021年2月22日(月)~2021年2月24日(水)
・有効回答数:416※すべて複数回答式
※調査データのパーセンテージは四捨五入により合計が100%にならないことがあります。
参照:PRtimes