株式会社学情は、「2021年4月入社の新入社員の勤務形態」に関して、企業の人事担当者にアンケートを実施。その結果、在宅勤務・テレワークを実施している企業も、81.8%は「新入社員は定期的に出社の機会を設ける」とのこと。「定期的に出社の機会を設ける」とした人事担当者からは、「会社への帰属意識の醸成や、新生活への不安解消のためには、入社後は出社が必要だと思う」「テレワークだけでは、OJTは難しい」「仕事の進め方への理解度やモチベーションを把握するためにも、定期的な出社は必要」などの声が挙がっていた。また、若手社員が在宅勤務・テレワークをする際に課題になる点は「モチベーションの状態をつかみにくい」が72.1%で最多。次いで、「報連相などのコミュニケーション不足」となっており、フォローやコミュニケーションの面で、課題を感じている企業が多いことが分かった。

【TOPICS】
(1)在宅勤務・テレワークを実施している企業も、81.8%は「新入社員は定期的に出社の機会を設ける」予定
(2)若手社員が在宅勤務・テレワークをする際に課題になる点は「モチベーションの状態をつかみにくい」が最多

(1)在宅勤務・テレワークを実施している企業も、81.8%は「新入社員は定期的に出社の機会を設ける」予定

 


在宅勤務・テレワークを実施している企業のうち、81.8%は「新入社員は定期的に出社の機会を設ける」予定であることがアンケートにより分かった。「定期的に出社の機会を設ける」とした人事担当者からは、「会社への帰属意識の醸成や、新生活への不安解消のためには、入社後は出社が必要だと思う」「テレワークだけでは、OJTは難しい」「仕事の進め方への理解度やモチベーションを把握するためにも、定期的な出社は必要」などの声が挙がった。「定期的な出社の機会を設けない」とした人事担当者からは、「OJT担当者もテレワークなので、研修や育成もリモートで実施する」「始業時や終業時にオンラインでMTGを実施し、コミュニケーションを図る予定」などの声が寄せられている。

 

 


(2)若手社員が在宅勤務・テレワークをする際に課題になる点は「モチベーションの状態をつかみにくい」が最多

 

 

若手社員が在宅勤務・テレワークをする際に課題になる点は「モチベーションの状態をつかみにくい」が72.1%で最多。次いで、「報連相などのコミュニケーション不足」68.8%と続く。「直接コミュニケーションを取らないと、モチベーションや仕事の理解度は把握しにくい」「顔を合わせていたら、何気ない会話から、本音や不安を聞くことができる。オンラインのMTGでは、雑談やフランクな会話が生まれにくい」などの声が挙がっており、コミュニケーションやフォローの面で課題を感じている企業が多いことが分かる。

 

■調査概要
・調査対象:企業人事担当者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査日:2021年2月22日~2月26日
・有効回答数:545件

 

参考URL:PRtimes